サンドストローム SR 500 アウトフィット組み立てガイド

サンドストレムSR 500装備の組み立てガイド

サンドストレムSR 500ファン付き呼吸保護具を購入した場合、正しく組み立てて使用する方法を理解することが重要です。この記事では、装備の組み立てを手順ごとに説明し、機器が安全に使用できるようにします。

SR 500キットの開封

パッケージを受け取ったら、梱包リストに記載されたすべての部品が揃っているか確認してください。

  • ファンユニットSR 500
  • バッテリー(標準)
  • バッテリーチャージャーSR 513
  • ベルトSR 508
  • 粒子フィルターSR 510(2個)
  • フィルターアダプターSR 511(2個)
  • プレフィルターSR 221(10個)
  • プレフィルターホルダーSR 512(2個)
  • 流量計SR 356
  • 使用説明書
  • クリーニングティッシュSR 5226
  • プラグキット

これらのアイテムが輸送中に損傷していないことを確認してください。

機器の組み立て

A. バッテリーの取り付け

  • 保護テープを取り外す:バッテリーはユニットに取り付けられており、端子に保護テープが貼られています。バッテリーを取り外し、端子からテープを剥がしてください。
  • バッテリーを充電する:
    • バッテリーを充電器に接続します。充電器は自動的に3つの充電段階(LEDの色:オレンジ、黄色、緑)を経ます。
    • 完全に充電されたら、充電器からバッテリーを取り外し、ファンユニットに再度挿入します。確実に固定されていることを確認してください。
    • 警告:バッテリーが完全に放電する前に必ず再充電してください。

B. ベルトの取り付け

  • ベルトを組み立てる:使用説明書の図に従ってベルトを組み立てます。装着時に上下逆さまや前後逆にならないように注意してください。

C. 呼吸ホースの接続

  • ヘッドトップへの接続:ハーフマスク(SR 900)またはフルフェイスマスク(SR 200)を使用するかに応じて、呼吸ホースを使用説明書に従ってそれぞれのヘッドトップに取り付けます。
  • ホースを固定する:ホースがしっかりと接続されていることを確認し、気流の妨げがないようにします。

D. フィルターの取り付け

  • フィルターの準備:
    • 同じタイプのフィルターを2つ使用し、粒子フィルターまたは粒子フィルターとガスフィルターの組み合わせを使用します。たとえば、粒子フィルターSR 510を使用する場合、フィルターアダプターに取り付けてからフィルターマウントに固定します。
    • フィルターマウントのガスケットが無傷であることを確認してください。そうでない場合は交換してください。
  • プレフィルターを使用する:
    • プレフィルターをプレフィルターホルダーに取り付け、プレフィルターホルダーをメインフィルターにしっかりと押し込みます。

E. プラグキットを使用して正しい組み立てを確認する

  • プラグキットを使用する:清掃や汚染管理が必要な場合、フィルターを取り外し、キットに含まれるプラグを取り付けてファンハウジングを汚れや水から保護します。

機器の始動

  • 電源オン:コントロールボタンを一度押してファンユニットを始動します。ディスプレイが点灯し、バッテリーの状態と動作モードを示します。
  • 気流の監視:通常の気流率は約175リットル/分です。コントロールボタンを再度押すことで、240リットル/分の増強モードに切り替えることができます。

バッテリー容量の確認

  • ディスプレイのバッテリーシンボルは、充電レベルを示します(緑は>70%、点滅する緑は50-70%、黄色は20-50%、点滅する赤は<20%)。

使用前の安全チェック

  • 目視検査:ファンユニットが損傷しておらず、すべての接続が正しく固定されていることを確認してください。
  • 性能チェック:流量計を使用して性能チェックを行い、気流が最低必要レベル(175リットル/分)を超えていることを確認します。
  • アラームチェック:気流が遮断された場合やバッテリーが低下した場合にアラームシステムが作動することを確認します。これにより、使用中に問題が発生した場合に警告を受けることができます。

装備の装着

すべてが組み立てられ、チェックされたら、ファンユニットを背中に装着し、ベルトを快適に調整します。

ヘッドトップをしっかりと接続し、呼吸ホースがねじれずにスムーズに流れることを確認します。

メンテナンスとケア

  • 清掃:日常のメンテナンスには推奨されるクリーニングティッシュを使用します。徹底的な清掃には、ユーザーマニュアルに記載された手順に従いますが、溶剤の使用は避けてください。
  • 定期的な点検:毎回使用前に目視検査を行い、アラームの機能を確認します。
  • フィルターの交換:事前に設定したスケジュールに基づいて、またはファンユニットがフィルターの詰まりを示した場合にフィルターを定期的に交換します。

結論