マキタの丸ノコの刃とベースの平行度を確認する方法
マキタの丸ノコを使用する場合、刃とベースの平行度を確認することは、きれいで正確な切断を達成するために重要です。ずれていると不均一な切断になり、安全上のリスクも伴います。ここでは、刃とベースが平行であることを確認するための簡単な手順を紹介します。
必要なもの
- 六角レンチ(通常はノコギリに付属)
- 三角定規またはスコヤ
- テストカット用の木材や材料
平行度を確認し調整する手順
ノコギリの準備:
- まず、安全のためにノコギリのプラグを抜いてください。
- 調整を始める前に、ノコギリのすべてのネジとレバーが締まっていることを確認します。
刃の位置を確認:
- ノコギリの電源を切った状態で、刃がベースプレートと整列しているか確認します。刃からベースの縁までの距離を両側で比較し、目に見えるずれがないか確認します。
刃の調整:
- ずれがある場合は、取扱説明書に記載された調整ネジを少し緩めます。
- 重要:調整中は必ず下部ガードを開いた状態にしてください。
ベースの整列:
- ベースの後部を前後に動かし、刃からベースの縁までの距離(これを距離AとBと呼びます)が等しくなるようにします。
- 三角定規またはスコヤを使用して、0度の切断の場合は刃がベースに対して90度であることを確認し、必要に応じて45度の切断に調整します。
調整ネジを締める:
- 整列したら、調整を固定するためにネジをしっかりと締めます。
調整のテスト:
- 丸ノコをプラグインし、スクラップ材でテストカットを行います。
- 切断が完了したら、切断面が真っ直ぐで基準を満たしているか確認します。
最終確認:
- 距離AとBを再測定し、必要に応じて微調整を行います。
重要な安全のヒント
- 作業を始める準備が整った時だけノコギリをプラグインしてください。
- 調整中に事故を防ぐため、ノコギリをしっかりと握ってください。
- 作業中のほこりや破片から目を保護するために、保護メガネを着用してください。
結論
マキタの丸ノコの刃とベースの平行度を定期的に確認し調整することは、ノコギリの性能と安全性を維持するために不可欠です。適切に整列した刃は、切断をよりきれいにするだけでなく、キックバックの可能性を大幅に減少させます。持続的な問題が発生した場合は、取扱説明書を参照するか、マキタのサービスセンターに相談して専門家の支援を受けることを検討してください。楽しい切断を!