Heat4All赤外線暖房システムの取り付けにおける重要な注意事項
赤外線暖房パネルを取り付けることは、効率的に空間を暖める優れた方法です。しかし、安全で適切な取り付けを確保するためには、特定の取り付け上の注意事項に従うことが重要です。以下は、Heat4All赤外線暖房システムを取り付ける際の主な手順と注意事項です。
- 壁の状態を確認する
取り付けを開始する前に、暖房パネルを取り付ける予定の壁や天井が適切であることを確認してください。パッケージに含まれる壁用プラグとネジは、取り付け面に適している必要があります。最低20 kgの荷重を支えられる壁用プラグを使用することが重要です。Heat4Allは、誤った取り付けによる損害について責任を負いませんのでご注意ください。
- 必要な距離
取り付けの高さ:
子供部屋や保育室の場合:地面から少なくとも1.2メートル。
天井取り付けの場合:地面から最低1.8メートルの高さ。
クリアランス:
壁や天井から最低25 mmの距離を保ちます。
他の物体や家具から40 cmのクリアランスを保ちます。
パネルの側面から少なくとも20 cmの距離を保ちます。
- 禁止エリアを避ける
暖房パネルを以下の近くに取り付けないようにしてください:
浴槽、シャワー、またはプール。
直接水しぶきがかかる場所。ただし、パネルは多方向の水しぶき(IP45)に対して保護されています。
ウェットルームでの取り付けの場合、特定のガイドラインと地域の規制に従ってください。
- 電気安全の考慮事項
ソケットの配置:
ソケットをパネルの真後ろに配置しないでください。
バスルームでは、アウトレットは特定の保護ゾーンの外に配置する必要があります。
制御の安全性:
スイッチやサーモスタットで制御される場合、電源を切るためにメインプラグが簡単にアクセスできることを確認してください。
- ステップバイステップの取り付け手順
壁の位置をマークする:水平器を使用して、必要な距離で壁の取り付け位置をマークします。
穴を開ける:マークした位置に穴を開け、壁用プラグを挿入します。
壁取り付け具を取り付ける:壁取り付け具を取り付け、しっかりと固定されていることを確認します。
パネルを準備する:パネルを掛ける前に、背面の4つのスペーサーが完全にネジ込まれていることを確認します。
パネルを掛ける:パネルを持ち上げ、壁取り付け具に掛けます。
スペーサーを調整する:スペーサーをネジ込み、壁に触れるまで調整してパネルを安定させ、均等にセットされていることを確認します。
最終確認:パネルがしっかりと取り付けられ、簡単に取り外せないことを確認します。
- 取り外しの手順
パネルを安全に取り外すには:
まず、ソケットからプラグを抜いて電源を切ります。
スペーサーを完全にネジ込んで、パネルを壁取り付け具から外します。
結論
これらの取り付け上の注意事項と手順に従うことで、Heat4All赤外線暖房システムが安全かつ効率的に動作することを確保できます。取り付け中に不明な点がある場合は、地域の規制や基準に準拠するために、専門の電気技師に相談することを検討してください。適切に取り付けられた暖房パネルは、快適さを確保するだけでなく、生活空間の安全性を最大限に高めます。