サーメックスレンジフード換気システムのセットアップガイド
サーメックスレンジフード換気システムを設置またはセットアップしようとしている場合、このガイドは、基本的な安全対策やトラブルシューティングのヒントを含め、必要な手順を理解するのに役立ちます。
一般情報
サーメックスレンジフードは、個人世帯での使用のみを目的としています。他の用途で使用した場合、保証が無効になる可能性があります。必ず、サーメックススカンジナビアA/Sが提供するガイドラインに従って、資格のある電気技師が設置を行うようにしてください。
設置に関する警告
輸送チェック: 受け取り時に製品に損傷がないか確認してください。輸送中の損傷があった場合は、直ちに運送業者およびサーメックスに報告してください。
電気安全: レンジフードは230ボルト±10%~50Hzで動作します。設置時には必ず製品が適切に接地されていることを確認してください。
モルタルと通気: 外気に通気する場合は、ダクトをできるだけ短くし、曲がりを減らして最適な気流を維持してください。未加熱の空間には断熱された換気ホースを使用して騒音を最小限に抑えてください。
調理面からの距離: 調理台の表面からフードの底部まで最低65cmの距離を保ってください。
サーメックスレンジフードのセットアップ
サーメックスレンジフードをセットアップするには、次の手順に従ってください。
ステップ1: 必要なコンポーネントを集める
箱に含まれるすべてのコンポーネントを確認してください:
- PCB（プリント回路板）
- Ø125mmバルブ
- バルブモーター
- 取り付けブラケット
- リモコン
- 設置説明書と操作ガイド
ステップ2: レンジフードの設置
壁取り付け: 壁の種類に適したドリルビットを使用して壁に穴を開けます。壁の素材に適したプラグとネジを使用して取り付けを固定してください。
換気ダクトの設置: 外部に通気する場合は、穴に合わせてダクトを適切に設置してください。
排気口の方向転換: 排気口の方向を背面に切り替えたい場合は、マニュアルに記載された指示に従ってください。
ステップ3: 電気工事
レンジフードを主電源に接続する前に:
- フードのバルブとモーターがPCBに正しく接続されていることを確認してください。
- フードを直接主電源に接続するか、PCBの出力を使用してください。
- 重要: 外部モーターとの共通中性線接続は避けてください。制御に影響を与えます。
ステップ4: コンポーネントの調整
バルブの調整: 設置後、換気システムの規則に従ってバルブモーターを調整し、最適な動作を確保してください。
リモコンの設定: リモコンは適切な範囲（開放空間で最大500メートル）に設置してください。電池が正しく挿入されていることを確認し、保護フィルムを取り外してください。
換気システムの操作
リモコンの機能: リモコンを使用すると、フードの機能を簡単に管理できます:
- 抽出用モーターを起動
- モーターの速度を増減
- LEDライトのオン/オフ
抽出モードの使用:
モーターは複数の速度レベルで動作でき、リモコンのLEDで示されます。
中央換気制御: フードを中央換気システムに接続する場合、リモコンで管理できます。
メンテナンスとクリーニングのヒント
グリースフィルターを定期的に清掃して蓄積を防いでください。調理習慣に応じて、以下の推奨間隔で清掃してください:
- マーガリンでの揚げ物: 3週間ごと
- 液体マーガリン: 2週間ごと
- 油: 少なくとも週に1回
- 深い油での揚げ物: 週に2～3回
スチール表面には洗剤を含んだ湿った布を使用し、研磨材は避けてください。
一般的な問題のトラブルシューティング
サーメックスレンジフードに問題が発生した場合、以下のトラブルシューティングのヒントをご覧ください:
問題: リモコンが動作しない
可能性のある原因: 電池が切れているか保護フィルムが取り外されていない
解決策: 電池を交換し、フィルムを確認
問題: フードが正しく抽出しない
可能性のある原因: バルブが正しく開閉していない
解決策: バルブが動作するまでしばらく待つ
問題: 操作中に過剰な騒音が発生する
可能性のある原因: PCBの温度が通常より高く、制御スイッチが原因
解決策: フードを冷却する
これらの基本的なトラブルシューティング手順を実行しても問題が解決しない場合は、電源を数分間切断してから再接続することを検討してください。
結論
サーメックスレンジフード換気システムのセットアップには、設置手順を慎重に従い、適切な操作を確保することが含まれます。常に安全を優先し、必要に応じて資格のある技術者に支援やサービスの問題について相談してください。
